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痛バッグで缶バッジを使っておしゃれに作る!

カバー付の痛バ

缶バッジを取り巻くブームの一つといえば、痛バでしょうね。痛バッグとも言われているようですが、最初は何のことか全くわかりませんでした。すっかり時代に取り残されている感がありますが・・・。若い社員の人に「痛バ」というのがあると聞いてましたが知っているふりをしてとりあえずツイッターで検索してみますと出るわ出るわで、痛バというのはこういうモノかと知りました。缶バッジの仕事に従事している中でこのようなトレンドも知っておかないといけませんね。

 

 

大人気の痛バッグとは?

最初はゲーム関係に出てくるキャラクターの缶バッチをバッグに沢山つけていたようですが、今はさらに進化してデザイン性を重視したような痛バになっているようです。このイラストのように同じ絵柄やキャラクターの缶バッジを沢山つけて楽しまれています。例えばゲーム関係でいえば「うたプリ」や「ラブライブ」といったもので、マンガ・アニメでいえば「弱虫ペダル」や「Free!」などでしょう。

痛バッグとはこれらの担当(好きなキャラクター)の缶バッジをトートバッグに装着していくのです。コミュケとかに行くとトートバッグに沢山の缶バッチを付けている女性を見かけますね。缶バッジって結構重いのですよね。スチールで出来ていますから。バッグの両面につけていますので何キロっていう重さがあると思います。これを肩にさげて走っていく女子を見かけますが重そうにして走っている感じがしました。

この間もTVを観ていたら、痛バッグの特集がやっていました。よくよく見ますと弊社で作成した缶バッジが沢山並んでました。これには驚きました。一番驚いたのはその痛バを作るのに100万円近くかけたということでした。そこまでお金をかけられるなんてすごいですね。好きなキャラクターと缶バッジに対する愛情を感じました。

ベースにするトートバッグはビニール素材のものが多いようですが、痛バ専用のバッグまで出てきて若い人たちの文化ってすごいなと思いました。缶バッジが良く見えるようにクリア度の高いビニール素材や缶バッチが固定できるような金具が付いたものまで売っています。痛バは服をコーディネートして着るのと同じ感覚なんでしょうね。このイラストのように缶バッジが雨に濡れたり、汚れが付かないように透明のビニールでカバーされているバッグも販売されています。さらに缶バッジ同士が傷つかないように缶バッジカバーなどを併用している方も多いようです。

イタバ(痛バッグ)の作り方

イタバの作り方としては、まず痛バッグ専用のバッグを購入しましょう。大き目のゆったりしたものが缶バッチを余裕をもって配置できます。あとは、便利なグッズとして、クリアファイル(色のついてない透明なもの)、マスキングテープ、カラーボードがあるといいですね。クリアファイルに缶バッジのピンを使って留めます。この時にマステ(マスキングテープ)をまっすぐに貼っておいてそこをアタリにして缶バッジを並べるとまっぐきれいに並べられます。さらに、クリアファイルをカラーボードに固定するとイタバがゴワゴワしたりヨレてしまわずにスッキリします。他にはリボンを編んでグルーガンを使って缶バッジに接着するとロゼットのようになって可愛く飾れます。

このようにして透明のバッグに缶バッジをきれいに敷き詰めて並べていくのが痛バですが、どの缶バッチを使うのか、どのように並べていくのかでセンスがでますね。多くはお気に入りのキャラクターで背景の色をうまく使って並べていますね。

 

https://twitter.com/ssaa_i7_mtk/status/977133155495759874

 

色々な形状の缶バッジで痛バッグ作りにチャレンジしてみませんか?

社員に痛バにはどんな缶バッジがいいのか聞いてみますと、丸型が基本形ですね。ハート型もいいみたいです。弊社では様々な形状の缶バッチを扱っていますので、三角形や角丸長方形はどうか聞いてみましたら、それはあまり人気がないとのことでした(笑) 痛バというくらいだから斬新な三角形とか五角形みたいのは受けるかと思いましたが違うようです。バッグもどんどんオシャレになってきていて、缶バッジをきれいに並べると決して痛くはないですね。むしろお洒落な感じがしています。コレクションした缶バッチを保護するために缶バッジカバーなんかも販売されていて、缶バッジの業界の人間として動向が気になっています。私も黒のビジネスバッグに沢山の缶バッチを付けて営業に行ったら・・・お客様に怒られてしまいますね(笑)