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缶バッジのサイズ別特徴とその選び方

缶バッジはファッションのアクセントやイベントのノベルティ、グッズ販売など幅広く使われるアイテムです。デザインの自由度も高く、小さなものから大きなものまで様々なサイズが展開されています。

こちらでは、円形の缶バッジのサイズ(25mm、32mm、38mm、44mm、57mm、76mm)とハート型や星形などの変形缶バッジについて特徴や選び方のポイントを詳しく解説します。用途や目的に合った最適なサイズ選びの参考にしてください。

缶バッジのサイズの基本知識

缶バッジのサイズは直径で表され、一般的には25mm〜76mmがよく使われるサイズ帯です。サイズによって見た目のインパクトやつけ心地、価格も変わります。小さいほどシンプルにさりげなく、大きいほど目立って個性を出しやすいのが特徴です。

ところで、なぜ44ミリや57ミリといった中途半端な数値になるかのだろうかと思っていた方も多い方と思いますが、缶バッジはもともとアメリカやイギリスなどで使われていてインチ表記になっていてその後、缶バッジを作る機械やパーツが日本にやってきてからミリ表示に変更していったからです。

例えば38ミリのサイズはもともと1-1/2インチとして表記していました。また、44ミリなら1-3/4インチと表記していました。このようにインチ表記からミリ表記に変わったため中途半端な数値になりました。

各サイズごとの特徴と選び方・活用方法

25mmの缶バッジ:小さくてかわいいアクセントサイズ

特徴

  • 直径約25ミリ(2.5cm)と非常にコンパクト
  • 軽くて邪魔になりにくい
  • 集めて並べて使うのに向いている
  • ファッションのワンポイントやワッペン代わりに最適

選び方・活用法

25mm缶バッジは「さりげなくアピールしたい」「たくさん集めてコレクションしたい」方におすすめです。子ども向けイベントや学園祭のグッズ、キャラクターのミニマルなデザインにぴったり。小さめのバッグや帽子にも違和感なくつけられます。

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32mmの缶バッジ:定番の使いやすいミドルサイズ

特徴

  • 直径約32ミリ(3.2cm)
  • 程よいサイズ感でどこにでもつけやすい
  • デザインの細かい表現も可能
  • 価格も手頃でコストパフォーマンスが高い

選び方・活用法

32mmは最も人気のあるサイズのひとつで、イベント配布品やショップグッズの定番サイズです。胸元やカバンのアクセントに丁度良く、男女問わず使いやすいサイズ感。デザインのバランスも取りやすく初心者にもおすすめです。

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38mmの缶バッジ:少し大きめで存在感アップ

特徴

  • 直径約38ミリ(3.8cm)
  • 32mmよりもやや存在感があり、細部も見やすい
  • ファッションアイテムとしての主張が強くなる

選び方・活用法

38mmは、アーティストのロゴやキャラクターイラストなど、細かいディテールをしっかり見せたい時に最適です。胸元だけでなく、リュックやジャケットの襟元など、より目立たせたいポイントにつけるのに向いています。

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44mmの缶バッジ:中サイズの中で大きめの部類

特徴

  • 直径約44ミリ(4.4cm)
  • 目立つサイズで、メッセージ性が強くなる
  • ファッションのメインアクセサリーとしても利用可能

選び方・活用法

44mmは少し大きめでしっかり目立つため、イベントやキャンペーンのプロモーション用に最適です。インパクト重視のデザインや写真を用いたグッズ制作に向いています。バッグやジャケットの肩部分につけてファッション性を高めるのにもおすすめ。

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57mmの缶バッジ:存在感抜群の大きめサイズ

特徴

  • 直径約57ミリ(5.7cm)
  • 一目で目を引く大きさ
  • 細かいデザインも十分表現できる
  • 価格はやや高めだがインパクト重視ならアリ

選び方・活用法

57mmはファッションの主役にもなりうるサイズです。バッグやジャンパーの胸元、帽子の正面など目立たせたい場所に最適。
イベントグッズやライブグッズとしてもよく使われ、強いメッセージや存在感を演出したい時に選ばれます。

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76mmの缶バッジ:最大級サイズのビッグバッジ

特徴

  • 直径約76ミリ(7.6cm)
  • かなり大きく、インパクト抜群
  • ポスター的な役割も果たす
  • 重量も増すためつける場所や用途を選ぶ

選び方・活用法

76mmは缶バッジの中でも最大級サイズ。展示会のノベルティや目立つポイントに付けたい時に使われます。服の胸元ではやや大きすぎることもあるため、カバンやキャップに付けるのが無難。
高級感のあるデザインや写真を大きく見せたい場合に向いています。価格も高めなので数量と予算とのバランスを考えて選びましょう。

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缶バッジのサイズ選びのポイントまとめ

サイズ特徴使い道・おすすめポイントおススメ度
25mm小さく軽い、かわいいさりげなくつけたい、複数集めてコレクション
32mm定番、使いやすい中サイズイベント配布やショップグッズに最適おススメ!
38mmほどよい存在感、細かい表現可アクセントや少し目立たせたい時に
44mm大きめでインパクトありファッションアイテムやプロモーションにおススメ!
57mmかなり目立つ、大きめ主役級のアクセサリーやイベントグッズに おススメ!
76mm最大級サイズ、圧倒的存在感展示会ノベルティや高級感を出したい時に

※おススメ!は弊社でよく出ているサイズになります。32ミリが一番よく売れていて、44ミリ、57ミリがその次によく売れています。

どのサイズを選ぶか?シーン別のおすすめ例

  • イベント配布や大量ノベルティ
    コストを抑えつつ、多くの人に配るなら25mm〜32mmが定番。持ち運びもしやすく気軽に付けてもらえます。
  • ファングッズやライブグッズ
    キャラクターやロゴをしっかり見せたいなら38mm〜44mmがバランス良し。
  • ファッションアイテムとして目立たせたい
    服やバッグのアクセントにしたいなら44mm〜57mmがインパクト大。
  • 展示会や特別なプロモーション
    76mmの大きな缶バッジで目を引くデザインを作れば効果的。

缶バッジの選び方で失敗しないために

  • 用途や付ける場所を考える
    小さいサイズはカジュアルに使いやすく、大きいサイズはファッション性が強くなります。目的と合わせて選びましょう。
  • デザインの細かさを考慮する
    小さいサイズは細かい文字やイラストが潰れやすいので、シンプルなデザインが向いています。大きいサイズなら細部まで表現可能です。
  • 予算とのバランス
    大きい缶バッジほど単価が高くなるので、予算と数量を踏まえて選びましょう。
  • 付ける対象の服やバッグの素材感も考慮
    大きな缶バッジは重みがあるため薄い生地には向かないこともあります。

まとめ

缶バッジはサイズによって印象や使い勝手が大きく変わります。

  • 25mm、32mmは気軽にたくさん使いたい方向け
  • 38mm、44mmはバランスの良い定番サイズ
  • 57mm、76mmは強いインパクトやファッション性重視向け

用途やターゲットに応じて最適なサイズを選び、魅力的なオリジナル缶バッジを作ってみてください。

変形タイプの缶バッジの特徴と活用方法

缶バッジは丸形だけでなく、多彩な形状が展開されているのをご存知でしょうか?
形が変わることで、デザインの幅が広がり、より個性的な表現や用途が可能になります。
ここでは、四角形や五角形、六角形、星形、動物型(猫型)、卵型、U字型、菱形などの缶バッジ形状の特徴と活用例を詳しく解説します。

四角形の缶バッジの活用方法

特徴

  • 角があり、四角いキャンバスでデザインが際立つ
  • ポスターやチラシのようなレイアウトがしやすい
  • 丸形とは違い、スタイリッシュでモダンな印象を与える
  • 角丸四角形や角丸長方形など色々選べる

活用例

  • 企業のロゴやメッセージを強調したい場合に最適。
  • 写真やイラストを四角い枠で綺麗に見せたい時に使う。
  • 展示会のノベルティや記念品で、シャープなデザインにマッチ。
  • スマホや手帳などの四角いアイテムに合わせてコーディネートしやすい。

40ミリ四角形の缶バッジはこちらへ

37ミリ角丸四角形の缶バッジはこちらへ

40ミリ×60ミリ角丸四角形の缶バッジはこちらへ

44ミリ×70ミリ角丸四角形の缶バッジはこちらへ


五角形の缶バッジの活用方法

特徴

  • 星形ほど華やかさはないが、丸や四角より個性的
  • 角が5つあるため、安定感と遊び心が共存
  • 独特なフォルムで視線を集めやすい

活用例

  • スポーツチームのエンブレムやシンボルにピッタリ。
  • 五角形は「星」の一部でもあるため、勝利や成功の象徴としても使いやすい。
  • ブランドのアイコンや限定グッズで、他と差別化したい場合に。

五角形の缶バッジはこちらへ


六角形の缶バッジの活用方法

特徴

  • ハニカム(蜂の巣)構造を連想させる六角形
  • 自然やテクノロジーのイメージに合う
  • 組み合わせて並べると幾何学的に美しいパターンを作れる

活用例

  • 環境団体や自然保護の活動アピールに使いやすい。
  • 科学・工業系のイベントや商品PRにマッチ。
  • 複数個を並べて飾る展示やワークショップで活用。

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星形の缶バッジの活用方法

特徴

  • 目立つ華やかなフォルムでインパクト大
  • 「スター」「成功」「夢」などポジティブなイメージに最適
  • 子ども向けやポップカルチャーにマッチしやすい

活用例

  • ライブイベントのファングッズやアイドルグッズで定番。
  • キッズ向けイベントやキャラクターグッズにぴったり。
  • 表彰式やイベント参加賞など、特別感を出したいときに。

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動物型の缶バッジ(猫型)の活用方法

特徴

  • ねこみみ缶バッジとかネコ缶バッジ、クマ缶バッジとも言われている。
  • 形自体がデザインの一部になり、非常に個性的
  • キャラクターやマスコットを直接イメージしやすい
  • ファンシーで親しみやすい印象

活用例

  • ペットショップや動物愛護団体のPRに最適。
  • キャラクターグッズやゆるキャラの展開で効果的。
  • 猫カフェや動物イベントのノベルティとして。

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卵型の缶バッジの活用方法

特徴

  • 丸よりも縦長で柔らかい印象を持つ
  • 卵=「新しい命」「スタート」「誕生」の象徴として意味深い
  • デザインの背景としてもユニーク

活用例

  • ベビー用品や育児関連のキャンペーンで効果的。
  • 新商品や新企画のスタート告知に使うとメッセージ性が強まる。
  • ファッションアイテムとしては柔らかく女性向けにも人気。

U字型の缶バッジの活用方法

特徴

  • 他の形にはないユニークな形状
  • フレームや枠の一部として使いやすい
  • 配置によっては記号的な意味合いも持たせられる

活用例

  • テクノロジーや未来感のあるブランドでのアクセントに。
  • 抽象的なデザインやロゴの一部として活用。
  • 展示会でのディスプレイや複数個の組み合わせに向いている。

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菱(ひし)形の缶バッジの活用方法

特徴

  • 斜めに配置された四角形で動きのある印象
  • シャープで洗練されたイメージを持つ
  • 和柄や伝統モチーフにも合わせやすい

活用例

  • 伝統工芸や和テイストのブランドPRにマッチ。
  • モダンなデザインや幾何学模様と相性良し。
  • ファッションアイテムとして個性的に差別化したい時に。

まとめ:形状で広がる缶バッジの活用シーン

形状特徴・イメージ活用例
四角形シャープでモダン企業ロゴ、展示会ノベルティ
五角形個性的で安定感、勝利や成功の象徴スポーツチームグッズ、限定品
六角形自然やテクノロジー、組み合わせが美しい環境保護、工業関連イベント
星形華やかで目立つ、夢や成功の象徴ライブグッズ、キッズ向けイベント
動物型(猫型)キャラクター性強く親しみやすいペット関連、キャラクターグッズ
卵型柔らかく新しい始まりの象徴ベビー用品、育児関連キャンペーン
U字型ユニークで未来的テクノロジーブランド、展示会
菱(ひし)形洗練され伝統的、動きがある和柄ブランド、ファッションアクセント

形状はデザインの個性や用途を大きく左右します。ぜひ目的やターゲットに合った形を選んで、印象的な缶バッジ制作にお役立てください。